アンケート調査を行うリサーチャー
や調査員はプレッシャーを感じなが
ら日々の業務をしています。どのよ
うなプレッシャーがあるのかについ
て説明します。
プレッシャーは適度に感じていた方
が仕事は上手く進みます。
全くプレッシャーがない仕事は緩慢
になりミスも多くなります。プロ意
識をもってプレッシャーを心地の良
いものにしましょう。
【アンケート調査】アンケート調査のプレッシャー
企画作成
アンケート調査の企画を作成する際
に感じるプレッシャーでは、コンペ
などで他社とどう差別化をして仕事
を取るかにあります。
時間をかければ良いということでな
く常に企画の元となる情報にアンテ
ナを張って意識しておくことが必要
です。ふとした時に浮かんだアイデ
アを常にメモをしておくのも良いで
しょう。調査手法に関しても、自社
の得意な分野だけに目を向けず不得
意と思われる手法についても深く考
えてみると得意な分野に応用できる
ことも多いです。
クライアント打ち合わせ
出来あがった企画書をもってプレゼ
ンに行くときもプレッシャーを感じ
ます。プレゼンテーションの経験が
あまりない場合には前もって練習し
ておくことが重要です。
時間内に的確に伝えたいことを伝え
るためには実際に声に出して練習す
ることをおすすめします。慣れてき
ても初心を忘れずに準備することで
打ち合わせや調査員へのインストラ
クションもわかりやすく説明できま
す。
誰もいないところでの練習は、はじ
めは戸惑いますが慣れると頭だけで
イメージトレーニング出来るように
なります。イメージトレーニングは
スポーツの際にアスリートが行う実
践的な方法で効果も高いです。
調査票作成
あいさつ文、終了文、質問の言い回
し、選択肢などの構成が良いかどう
かは実際にプリテストやロールプレ
イングを行うことで修正を行います
が、やはりはじめのうちは上手くい
くかどうかプレッシャーがかかりま
す。大きなプロジェクトなればなる
ほどプレッシャーも大きくなります
。プレッシャーを感じなくなるころ
に大きなミスになりやすいので注意
が必要です。
フィールドワーク
アンケート調査対象者からのデータ
の収集は、最も重要で出来次第でそ
の調査そのものを大きく影響します
。データ収集の際には、調査員やリ
クルーター、オペレーターなどに周
知をしっかり行わないと期間内に回
収できなくなるのでプレッシャーも
大きくなります。自分が動かず人に
指示を出して思うような結果を出す
ということは慣れていても難しいも
ので常にプレッシャーを感じます。
集計
集計の際にもプレッシャーがありま
す。設定のミスはないか集計法の際
のチェックは上手く出来ているかな
どです。数字を出すということにつ
いては責任も重くプレッシャーも大
きなものです。チェックを行う際に
は、ミスがあることが前提に細かい
ところの粗を探すようにします。
1回のみのチェックではなく時間を
置いて2重3重に行うとミスも少な
くなります。
報告書
公表した数字は、後で修正するのが
とても大変で信用も落とすことにつ
ながりかねないためプレッシャーも
大きくなります。
集計以上に数字に気を配り作成して
いくことが大切です。またグラフや
表は視覚的に数字をわかりやすくす
るためのものなので数字を大きく見
やすくするような工夫も大切です。
まとめ
アンケート調査におけるリサーチャ
ーや調査員、リクルーターオペレー
ターなどのプレッシャーについて説
明しました。一見してもプレッシャ
ーがあるか、なかなかわかりずらい
ものですが常にプレッシャーを感じ
ながら日々の業務を進めています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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