アンケート調査を行う際に、匿名で
行うか記名で行うかを決めます。ど
のような時に無記名記名を決定する
かについて説明します。
【アンケート調査】匿名回答と記名回答について
調査手法を問わず、匿名で行うか記
名で行うかを決めます。匿名、記名
それぞれについて特徴を説明します。
匿名調査の特徴
匿名での調査は、世論調査を中心に
行われます。匿名でのメリットとし
ては、調査に協力してもらいやすい
ということです。
市場調査でも、主に消費者調査に使
用され、結果は統計的に数値で出力
され回答された個人個人のデータが
使用されるということはありません。
人にはあまり言いたくないような質
問も匿名ならばできる反面、調査時
間が長くなると、回答の質が落ちる
というデメリットもあります。
謝礼についても匿名のため無いこと
が多く、アンケート調査を行う際に
は、調査時間や質問など工夫をする
必要があります。
機微な質問はなかなか答えにくいこ
とから匿名にすることで調査対象者
の心理的な負担を軽減することが出
来て回答を得られやすくなります。
またコストについても調査対象者へ
の謝礼などがないことから記名の調
査より低予算で行うことが出来ます。
回収数については、余票を含め少し
多めに回収しておくことで不備のあ
った際に差し替えが出来ます。
調査手法では、電話調査やＷＥＢ調
査など定量的に行われる調査で利用
されることが多いです。
記名調査の特徴
記名での調査は、オピニオン調査や
企業調査などで利用されます。特定
の職業の人や企業の代表者の考えを
定量的にではなく定性的に捉えます。
デメリットは匿名に比べ協力しても
らうことが難しくなります。回答に
ついても一般的な回答になってしま
うこともあります。
謝礼も発生することが多くコストも
匿名に比べると高くなります。
回収数は、余票を取ることはなく、
ひとつひとつの回答をしっかりとチ
ェックし漏れの無いように注意を払
います。
アンケート調査が難しい属性に対し
てモニターになってもらうとコスト
を抑えることが出来ますがモニター
になってもらうまでが難しくコスト
もかかります。
調査手法では、対面調査（ＤＩ調査
）やグループインタビュー（ＧＩ調
査）などで行われることが多くなり
ます。
まとめ
アンケート調査を行う際の匿名、記
名について説明しました。メリット
・デメリットなどありますが、調査
手法によって適切に判断することが
大切です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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