【アンケート調査】アンケート調査票の原票チェックについて

アンケhート調査原票チェック アンケート調査

アンケート調査を行っていくときに
、紙の調査票を使用して行う際には
、必ず入力をする前に、原票チェッ
を行います。

チェックにより抜けやミスを見つけ
、再度、調査対象者に聞き直し修正
して有効票とします。
この原票のチェックについて説明
ます。

【アンケート調査】アンケート調査票の原票チェックについて

原票チェックは、調査担当者が行う
こともあればチェッカーと呼ばれる
専門の人が行う場合があります。い
ずれも調査のフィールドワークが行
われている時にリアルタイムでチェ
ックをしています。チェックする際
に何を見ているかをまとめます。

実際に調査票例

全質問に対して抜けがないか

はじめに見るのが、全質問を通して
回答に抜けがないかです。抜けてい
る部分を見つけた場合は、再度調査
対象者に聞き直しをしす。場合によ
っては集計時に欠損値として集計す
ることもあります。

フェイスシート

有効票をカウントする時に必要な項
目もあるフェイスシート。分析をす
る際にも使用するので抜けなどがな
いかを確認します。フェイスシート
は、地域、性別、年代、職業、家族
構成、世帯年収、などがありこれら
が抜けていると有効票にはなりませ
ん。

単数回答

単数回答であるにもかかわらず、複
数の回答があったりします。ボール
ペンでの記入なので、二重線で修正
するのを忘れたりすることがありま
す。複数回答がある場合は再度、調
査対象者に確認し修正します。

複数回答・限定質問

限定質問の場合、限定数以上回答し
ていないか、また複数回答の場合は
背反項目と他の選択肢と同時につい
ていないかなどを確認します。複数
回答内には、背反項目やわからない
・不明などの項目が入っているので
他の選択肢と同時ついていないかは
重要です。

ブランチ(枝分かれ)質問

質問を特定の条件の人だけ質問する
ブランチ(枝分かれ)が正しくされ
ているかをチェックします。
紙の調査票の場合は枝分かれする質
問は調査対象者からするとあまり意
識しないで回答することが多いので
特に注意が必要です。抜けている場
合や必要以上に記入のある場合も再
度、調査対象者に確認し修正します
再確認作業をリコールと呼んでい
ます。

ロジック(論理的)質問

ロジック質問とは、関連する項目同
士をみて判断するものです。例えば
、性別が男性で職業が専業主婦など
の場合です。最近は専業主夫という
項目もできているので、他の例とし
て内閣支持率で支持しているのに支
持していない理由を答えていたりな
どです。ただしロジックチェックは
リアルタイムでのチェックが難しい
ため、入力後、集計を行う際に機械
的にチェックをします。

自由回答・その他

自由回答は、記入があるだけでなく
、内容が質問に沿ったものかどうか
も確認します。またその他回答は、
記入があっても選択肢に丸がついて
ないことが多いです。また記入して
ある内容が選択肢の中にある場合が
多くこの際は、選択肢に戻します。
また読みづらい文字などは入力する
時に困るのでこの時点で修正してお
きます。

初票点検

上記の点検を、回収数の10%程度を
調査担当者が行うことを初票点検
言い調査フィールドワークがきちん
と行われているかなどを確認します。
フィールドワーク上不具合がある際
は、調査員を集め修正箇所や注意点
をリアルタイムで周知します。

まとめ

アンケート調査のフィールドワーク
を行う時にリアルタイムに行う原票
チェックについて説明しました。紙
の調査票で行う際には、この原票チ
ェックは必ず行っています。チェッ
クすることで精度の高い調査を行う
ことが出来ます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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