アンケート調査を行っている時には
、ミスも出ます。どのようなミスが
出るのかについて説明します。
【アンケート調査】アンケート調査でミスをしやすいもの
アンケート調査を行う際に、ミスは
避けて通れないものです。どのよう
なミスがあるかについて説明します。
調査票について
調査票については、作成時に項目を
入れ忘れたり、誤字脱字などのミス
があります。調査票は調査の結果を
左右するなので慎重に作成をしプリ
テストを行うなどしてチェックする
ことが大切です。
また、調査専用のソフトウェアを使
用する場合にはプログラミングをし
ますが、分岐の質問条件など間違え
やすくなるので作成後は動作確認を
何度かする必要があります。
フィールドワーク時では、有効票を
カウントする際にカウントミスをす
ることがあります。カウントミスは
、最終的に有効票が足りないなどの
問題につながるので、一定時間毎に
再度カウントをしなおすことも重要
です。
また、回収した調査票のチェックを
する際にミスが生じます。チェック
ミスは集計時にわかりますが、修正
する手間がかかります。原票をチェ
ックする際は、ダブルチェックをす
るなど工夫をしなければなりません。
調査対象者リスト抽出
調査を行う際には、調査対象者を抽
出しますが、その際にも地域や構成
をミスして抽出してしまうことがあ
ります。
電話アンケート調査では、かける地
域を間違えてかけてしまうこともあ
ります。
Web調査においても、メールアドレ
スの誤送信などが生じることもあり
ます。
グループインタビューや対面調査で
も、事前に設定をして行う場合、当
日、再度調査対象の条件を確認する
と違っていたりすることもあります。
集計におけるミス
集計の際には、入力のミスがあるこ
とはもちろん、集計ソフトの設定そ
のものが間違っていることもありま
す。設定はソフトを使用できる人の
みがチェックもするので入力の段階
で設定が違っていることに気が付く
場合があります。
クロス集計の際には、集計する基数
の条件を間違えたり、分析軸の変数
の設定を間違えたりします。
集計後の数字をチェックしてはじめ
て気づくこともあります。
報告書
調査結果をまとめる際に、多いのが
誤字脱字です。コメントの誤字脱字
は見つけやすいですが、数字のミス
はなかなか見つけづらくなるので読
み合わせなどを何度か行う必要があ
ります。
まとめ
アンケート調査を行う際に出てくる
ミスについて説明しました。ミスを
100%なくすことは理想ですが、実
際に何本も調査が錯綜している場合
には、ミスをなくすことは難しいで
す。
大切なのはミスをした後に、どのよ
うにフォローするかです。ミスは故
意にするものでないのでその後のフ
ォローをマニュアル化しておくと良
いでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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