【アンケート調査】アンケート調査のフィールドワーク中の判断

フィールドワーク中の判断 アンケート調査

アンケート調査はデータを集めるた
めにフィールドワークを行います。
フィールドワーク中は様々なことが
起こり対応を求められます。リサー
チャーのフィールドワーク中の判断
について説明します。

【アンケート調査】アンケート調査のフィールドワーク中の判断

アンケート調査を行うリサーチャー
スーパーバイザーや調査員、オペ
レーターを管理しながら様々な
判断を行います。

今回は、調査手法の中の電話アンケ
ート調査でのフィールドワーク中の
判断について説明します

コール結果分析

アンケート調査が始まると、電話オ
ペレーターが一斉に調査対象者へ電
話をかけ始めます。リサーチャーは
コール結果をリアルタイムに分析
し様々な判断をしています。

コール結果については以下の通りです。

コール結果をリアルタイムにみて判
断を行います。

在宅率が良くない場合

春で桜が咲くような良い天候や給料
日のあとなどは在宅率が良くなく協
力率も下がります。そのような場合
にリサーチャーは、コール音のみの
場合の不応答のコール音を通常8~
10回のところを5~7回と短くして
コール数を増やします。

逆に天候が良くない場合には在宅も
良いのでコール音も少し長めに鳴ら
します。

携帯電話で行う場合には、在宅率は
あまり関係はありませんがコール音
は固定電話へかけるよりは長めに鳴
らします。また、電話に出た方が運
転中の場合には、すぐに切電するよ
うにします。

地域変更

全国調査を行う場合には、地域は満
遍なく一斉にかけていきますが、地
震や台風などの自然災害が発生した
場合には、その地域は外して行うよ
うにします。
また夏にある大きなお祭りや地域の
イベントなどで在宅率が良くない場
合にも、リサーチャーが判断して地
域を変えるようにします

拒否や条件非該当が多い場合

拒否率や条件に合う人がなかなか見
つからない場合にも、発信数をあげ
たり、調査票のあいさつ文やテーマ
の説明に工夫をします。長すぎる説
明や、要領を得ていないあいさつ文
は、調査対象者も聞いてくれず拒否
が増えます

回収している票の、地域や性別や年代が偏っている場合

有効票を回収しているときに地域や
性別、年代が偏っている場合にも調
整の必要があります。
地域を変更し、性別も地域ごとにス
トップをかけたり、年代についても
若年を追うようにします
調整の際にはあいさつ文の変更が不
可欠です。

調査が予定より早めの場合

アンケート調査が順調に進み想定よ
りも早く終了するような場合にも、
人数や日程、時間の調整を行います
基本的には、日程や人数の調整が
無いように調査を進めますが、年間
に200本近く調査を行っていると早
めに終わる調査も出てきたりします。

まとめ

アンケート調査の手法のひとつ電話
アンケート調査のフィールドワーク
中の判断について説明しました。
調査担当者であるリサーチャーはリ
アルタイムに様々な状況に応じて実
施をコントロールしなければならず
調査中は調査員やオペレーター以上
に気が抜けません。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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