アンケート調査を行うリサーチャー
の仕事については以前記事にしてい
ますが、リサーチャーの1日の業務
について説明します。
【アンケー調査】アンケート調査リサーチャーの1日
朝出社からの午前中
朝メール確認後、進行中のアンケー
ト調査の進捗をクライアントへ報告
します。続いてネットを利用し次に
行う調査の下調べなどを行い資料集
めをします。
総務省統計局のデータを参考にした
り、企業の調査結果などを元に、調
査手法や調査対象者の選定を行いま
す。過去に行った調査がある場合は
、その調査の企画書や結果を調べま
す。
次に行う調査の仕様がまとまったら
企画書をおこしクライアントに見積
書とともに提出します。
調査票やガイドの作成、割付表、使
用リストの作成を行います。必要に
応じて調査票をコンピューターで行
う場合にはプログラミングもします。
調査は常に複数本、同時に進行して
いることが多く、集計仕様や報告書
、報告会の資料作成準備も行うため
しっかりとしたスケジュールを時間
毎に立てておく必要があります。
午後から夕方にかけて
クライアントへ打ち合わせに出かけ
ます。仮の調査票やガイド、Q&A、
集計仕様、報告書の形態など詳細に
打ち合わせを行います。スケジュー
ルはフローを作成しスケジュール通
りに進めます。
クライアントとともにフィールドワ
ークに同行することもあります。(
グループインタビューや街頭、電話
調査など)
夕方から夜にかけて
フィールドワーク同行の場合には、
終了まで立ち会うことがあります
が、それ以外では帰社してからか
らは調査票やガイド、集計仕様、
報告書など納期の近いものから順
番に進めます。
集計表や報告書などの納品物の準備
や請求書の作成も行います。フィー
ルドワークの進捗確認やクレームな
どが発生した場合にも対応します。
夜から帰るまで
静かな時間帯は、主に報告書や企画
書の作成に充てます。朝から夕方に
かけては、どうしてもフィールドワ
ークがメインの作業になってしまい
ます。報告書や企画書などは落ち着
いた夜に行うことが多くなります。
また次の日に行う調査の予定やスケ
ジューリングも行っておきます。ス
ケジューリングが済んだら帰ります。
帰りのバスや電車では、報告書のコ
メントを考えたりしながら帰り、就
寝時にはアンケートで使用するソフ
トウェアのプログラミングなどが頭
に浮かんだりします。
まとめ
アンケート調査を行うリサーチャー
の1日について説明しました。部門
分けされた会社で働く場合は、部門
のみの仕事で済むため負担はそれほ
ど重くなりませんが、企画からフィ
ールドワーク、集計、報告書とすべ
てを行う場合にはきっちりとしたス
ケジューリングをしないと仕事に追
われることになります。実際にすべ
てをこなしていた時は、分単位のス
ケジュールをたてていました。
新人のうちは、それぞれの業務内容
の把握が出来ていないので戸惑うこ
とも多くなりますが、信頼出来る先
輩とプロジェクトをOJTで進め感覚
をつかんでいくと良いと思います。
(仕事の優先順位が大切です)
最後までご覧いただきありがとうございました。
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