様々な調査手法で行われるアンケー
ト調査の内容は多岐にわたります。
人の行動や表情、言葉など数値化し
て分析するのが難しいものを調べる
のが定性調査、仮説を立て、立てた
仮設を量的に調べて分析するのが定
量調査です。
一般的なアンケート調査は、定性定
量ともに調査対象の意識、認知、イ
メージ、意思決定、意欲、、関心、
行動などを調べ、企業のPDCAサイ
クルの改善に役立てる基礎資料とす
ることを目的にしています。
【アンケート調査】アンケート調査の調査内容について
企業・消費者ともに良く行われてい
る内容についていくつかあげます。
①顧客満足度(CS)
企業の顧客に対し、自社製品や競合
製品、サービスなどの満足度を評価
してもらう調査。評価を分析するこ
とで顧客獲得の企業戦略などを決め
る基礎資料とする。
②従業員満足度(ES)
企業の従業員に対し、給与、待遇、
福利厚生などの満足度を定量的に
評価を行う調査。
③ブランド認知イメージ調査
企業ブランドや認知、イメージが市
場内でどのくらい認知されているか
を客観的に把握することが出来る調
査。
④ライフスタイル調査
消費者のライフスタイルや趣味、価
値観、興味、関心など消費者に関す
る幅広い情報を収集する調査。
⑤パッケージデザインネーミング調査
消費者のパッケージの訴求効果、注
目度、コンセプトとの合致度を調査
。調査結果は新製品や新商品の発売
の意思決定の参考資料になります。
⑥試飲・試食評価
実際に新製品や新商品を試飲試食し
てもらうことで、商品の特徴やコン
セプトがきちんと伝わっているか改
良点はあるかなどを調査します。
⑦使用(利用)実態調査(UA)
企業の製品や商品、サービスがどの
くらい使用されているか、ニーズは
どのくらいあるのかなど調査し、企
業戦略の基礎資料とします。
まとめ
アンケート調査の内容によってリサ
ーチャー(調査員)は、調査対象に
合った調査手法(訪問、郵送、電話
、CLT、HUT、DI、WEB、ミステ
リー)を選び調査設計を行い調査票
や調査ガイドを作成します。
データを収集し集計、最終的に報告
書を作成します。作成された報告書
を元に企業戦略を立てていきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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