アンケート調査手法の中で正確に
調査が出来ると言われている訪問
調査というものがあります。訪問
調査は留め置調査きと併用され4
年に一度の国勢調査にも利用され
ている手法です。
今回は、訪問調査・留め置き調査
の特徴について説明します。
【アンケート調査】訪問調査・留め置き調査の特徴
訪問調査・留め置き調査のメリット
訪問調査・留め置き調査のメリット
を上げます。
対象者本人を確認して行える
住民基本台帳を元に、対象地域にメ
ッシュをかけて等間隔に訪問します
が、調査対象者の地域、性別、年齢
など対象者本人に聴取することが出
来るので属性が正確に把握出来ます。
対面なので表情や感情の変化を観察
しながら調査することが出来る。
純粋想起などの質問もできる
調査員が訪問し質問をする形式をと
る場合には、純粋想起の質問も可能
です。
留め置きにし後に回収する場合でも
、純粋想起の質問だけを先に聴取す
ることが可能です。
提示物を示しながら調査が出来る
提示物を見ながらの調査が可能です。
また商品や製品を一定期間使用して
もらい評価をもらうことも可能（H
UT調査）です。
長く難しい質問や日記形式の質問が可能
調査票を留め置きすることで長く難
しい質問や日記形式の質問も可能で
す。記入後は、調査員の手間を省く
ため郵送してもらうことも可能です。
訪問調査・留め置き調査のデメリット
デメリットについてもあげておきます。
調査員の確保が難しい
年々調査員になる人が減っていて難
しくなっている。1日に回れる件数も
限られるので多くの回収票をえるた
めに少ない調査員では期間が長くなる。
また調査員の熟練度にも左右される
のでしっかりとした研修が必要です。
調査できない地域が出てきている
個人情報保護法で住民基本台帳の
閲覧の制限のある市区町村がある
ため地域によっては閲覧出来ず調
査が出来ない地域がある。
費用と時間がかかる
全国調査になると、人件費、宿泊費
、交通費、謝礼費などの費用がかか
り期間や時間もかなり長くなります。
調査対象者が留守であったり忘れて回収出来ない場合がある
事前に約束していたにも関わらず調
査対象者が忘れていたり留守の場合、
思うように回収が出来ない。回収す
る時間帯が限られ集中してしまうこ
とがある。
訪問調査・留め置き調査の成否ポイント
①調査対象者に事前に承諾を得て回収の際は、WEBや電話、郵便を利用する
調査対象者の承諾を事前に電話やWE
Bで確認し日時を決めて訪問し回収の
際にはWEBや電話、郵便を併用しま
す。
②リアルタイムでの回収をする場合には、タブレットやノートパソコンを利用
タブレットやノートパソコンを利用す
ることでリアルタイムでのデータの回
収が可能になります。
まとめ
今回は、訪問調査・留め置き調査につ
いて説明しました。調査手法の中で最
もオーソドックスですが、しっかりと
した精度の高い調査が可能であり、現
在でも多く採用されている調査手法で
す。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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