アンケート調査を行う際には、必ず
データ収集のためのフィールドワー
クを行います。
手法別にどのくらいの人数で行うか
について説明します。
【アンケート調査】アンケート調査手法別のフィールドワーク必要人数
アンケート調査のフィールドワーク
を行う際に必要な人数を手法別に説
明します。ただし回収するサンプル
数によって人数は増えるので特殊な
場合を除いて一般的なものについて
説明します。
訪問留め置き調査
国勢調査など特殊な場合を除いては
、おおそよ5~20名程度で行われ
ます。地域が全国になれば当然人数
も増えることになりますが、一つの
地域を行う場合の人数になります。
郵送調査
郵送調査の場合には、直接調査員が
回収することはないので、調査票を
発送する際の人数になります。
一般的なもので5名から多くても十
数名になります。封入する資料が前
もって折り機などでおられていれば
それほど人数を使用しませんが折り
機が無い場合はそのような準備も含
め数十名が必要になります。
また宛名は昔は手書きでしたが、今
では、直接封筒に印刷するかタック
シールに印刷したものを貼るかにな
ります。
中央集合調査
中央集合調査の場合、データ収集に
一般的に集める調査員は5名から1
0名程度でその他にリクルーターが
2名程度になります。
調査担当者、クライアントが同行の
場合は、さらに3名程度が増えます。
中央集合調査の場合は1日に回収す
るサンプルは、50~200名くら
いになりますが調査の長さで借りる
会場なども変わります。
対面調査(DI:デプスインタビュー)
対面調査の場合は、基本的には、調
査員2~3名程度で行います。回収
するサンプルもそれほど多くはない
ですが、調査時間が長くなることが
多く会話を録音しなければならない
ので熟練した調査員が行うことにな
ります。
グループインタビュー
グループインタビューは、モデレー
ターと呼ばれる司会進行がひとりと
バックスペースで調査担当者、クラ
イアント2~3名が待機しています。
電話調査
電話調査では、調査担当者、スーパ
ーバイザー、チェッカーなど3~5
名でオペレーター10~50名を管
理して行うことが多くなります。
全国調査の場合には、さらに多くの
オペレーターが稼働することになり
ます。今の電話調査はすべてコンピ
ューターで管理されるので管理者の
人数も昔に比べ少なくて済みます。
WEB調査
WEB調査のフィールドワークは、基
本的に登録されたモニターに行うた
め告知のためのメールなど発送する
ため1~2名で行います。回収する
サンプル数が増えてもそれほど人数
を必要としません。
ミステリー調査
ミステリー調査の場合は、調べる店
舗の規模により調査員が2~10名
程度になります。全国規模になるこ
とは少なく多くても首都圏などです。
まとめ
アンケート調査のフィールドワーク
を行う際に必要な人数を手法別に説
明しました。
フィールドワークを行う前にはイン
ストラクションやプリテストを行い
調査員やオペレーターがしっりと行
うアンケート調査を理解して行うこ
とが大切です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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