暮らしの中のアンケート調査①に続き、アンケート調査が
暮らしの中でどのように役立っているのかを具体的に説明
します。アンケート調査に協力することで、暮らしに変化
をもたらします。協力の際には注意が必要です。
→ 安心して協力するために
【アンケート調査】暮らしの中のアンケート調査②
顧客（従業員）満足度調査
企業の顧客に対して、自社製品やサービスをどの程度満足し、
どのようなところをを改善すればさらに良くなるのかなどを
調査し、今後の製品やサービスの意思決定の参考資料とします。
（CS調査）また、企業内の従業員（ES調査）に対しては自社
の強みや弱み働きやすさ、福利厚生などを調べてより働きやす
い職場の環境作りに役立てます。
新商品のロゴやパッケージ調査
新商品におけるパッケージやロゴが消費者にどのように受け
入れられ認知されているか、競合他社と比較して認知されや
すいかなどを調べ販売計画などの判断をする基礎資料とします。
新商品の試食・試飲調査
新商品を実際に試食・試飲をしてもらい競合他社製品と比較
し評価をすることで改善などの参考資料とします。試食や試飲
は調査対象者の家で行うHUT調査もしくはCLT調査で行われま
すが、食べ方、飲み方を統一するにはCLT調査で行う方が良い
でしょう。
サービスに関する調査
これから始める新しいサービスや従来からあるサービスの内容
がどのくらい消費者に受け入れられどのくらい求められるのか
を競合他社のサービスと比較しサービスの向上に役立てます。
以下に具体的に例を2つあげます。
喫煙率調査
たばこをどの年代がどれくらい吸っているかの調査で厚生労働省
が毎年調べています。下記は厚生労働省による令和元年の「喫煙率」
です。これによると全年代での男性の喫煙率は27％であり女性は9％
男性では40代（37％）が最も多く、女性では30代（12％）が他の
年代にくらべ喫煙率が多い傾向にあります。
ペット飼育状況
犬や猫がどのくらいの割合で飼われているのか。一般社団法人
ペットフード協会による2018年発表のデータです。
これによると、家庭で飼育されている犬の割合はは全年代では、
21％、猫は16％です。年代別では50代が犬（22％）を最も
飼っており、猫は30~50代（17％）で良く飼われています。
上記の他にもたくさんの「トレンドデータ」があります。総務省
や厚生労働省など行政機関のHPから様々なデータを検索し見るこ
とが出来ます。また市町村のデータや企業のデータなど調査会社
のHPなどで公表しているものもネットで簡単に見ることが出来ます。
まとめ
暮らしの中で、毎日行われているアンケート調査は答えてくれる
調査対象者がいて成り立っていますが、最近では、アンケート調査
を装い個人情報を聞き出してセールスを行ったり、おれおれ詐欺な
どに使用されるなど調査の環境が昔にくらべ悪くなっています。
アンケート調査に協力することで、日々の暮らしも豊かになるいっ
ぽう、犯罪やセールスに利用されることも多くなっているので協力
の際には、注意が必要です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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