アンケート調査を行う上で、企画か
ら報告まで全て滞りなく進むのが望
ましいですが、複数の案件が錯綜し
ていたり、タイトなスケジュールで
思わぬミスがおこります。
【アンケート調査】アンケート調査 起こりがちな失敗
アンケート調査を行う上で起こりが
ちなミスを説明します。
ミスをしないようにするためにプリ
テストやロールプレイングをしっか
りと行い起こらないように注意しま
す。
また集計、報告書についてもあらか
じめ指示書を作成しておくことが必
要です。
調査票作成時の失敗
構成
調査したい目的をしっかりと定め、
いつ、どこで、誰に、何のために
調査をするのかを明確にする。い
くつかある質問で核となる質問は
何でそれに付随した質問をどう分
析するのかをはっきりさせる。こ
の段階がぶれていると報告書を作
成する際に上手く結果を反映させ
ることができなくなります。
質問文
特定の選択肢へ誘導してしまうよう
な質問。あいまいな表現による質問
など。
選択肢
調査を進めていくうちの設定したプ
リコードに当てはまらず、「その他」
の回答が多くなってしまう。万が一
「その他」回答が多くなってしまっ
たらアフターコード化するなど修正
します。
調査ソフトへのプログラミイング
枝分かれの質問の間違い、複数回答
における背反項目のチェック、論理
的回答のチェックなどプログラミン
グ時におけるミス。
リスト抽出時
抽出する地域や対象者を間違える。
アンケート調査に使用するリストを
抽出する際に地域や対象者を間違え
てしまう。調査員に間違ったリスト
を渡してしまう。
調査対象者に聴取時の聞き取りおよび入力
電話調査オペレーターや訪問調査員
、対面調査など調査対象者に回答を
聴取する際に、選択肢の番号の「1、
イチ」を「7、シチ」と聞き間違え
たり自由回答の記録があいまいにな
りまとめるときにわからなくなる。
調査終了後の入力時
アンケート調査終了後、PCに調査票
の回答入力を行う際に、段ズレなど
による入力のミス。自由回答を複数
人で手分けして入力する際に入力の
ルールを決めず入力することで、入
力データに統一感がなく文章がわか
りにくくなる。
集計時の設定ミス
集計ソフトを使用して集計を行う際
に、設定指示のミス、チェック項目
のミスなど。集計方法の間違い。
報告書作成時
グラフ作成時に集計した数値のミス
。分析方法の選択ミス。報告コメン
トの誤字脱字など。トップラインと
各論のデータの違いなど。
まとめ
アンケート調査を行う上での起こり
がちな失敗を項目に分けて説明しま
した。ミスを起こさないためには、
それぞれの工程でしっかりとチェッ
クすることが重要です。
また、ミスは、タイトなスケジュー
ルやプロジェクトが複数本錯綜した
際に起こりがちです。プロジェクト
担当リーダーはしっかりとしたスケ
ジュール管理と進行状況を把握する
ことが大切です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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