アンケート調査で、世界的に行う調
査もあります。世界調査の場合日本
で行うのとは少し仕様が異なります
。全世界で行われる世界調査の特徴
について説明します。
【アンケート調査】世界的に行うアンケート調査の特徴
調査時間が長いものが多い
日本の調査では、数問で終わる調査
も多い中、海外の調査は頻繁に出来
ないので質問も増えて長い調査が多
いのが特徴です。15分くらいのも
のから長いもので1時間くらいかか
るものもあります。また国によって
質問する項目も変わります。
属性が日本と異なる
海外では、様々な民族が同じ国の中
にいるので項目にに民族や肌の色、
目の色などを聞く質問があります。
また日本では信仰について聞くこと
はあまりありませんが、海外の調査
では、信仰している宗教を聞くこと
があります。家族構成でも、「メイ
ド」という項目があったりするのも
世界調査の特徴だと言えます。日本
でも「家政婦」はいますが住み込み
ではないので家族構成には含みませ
ん。
地域の定義
日本では、基本的に、県や地域のブ
ロックで分けますが、海外調査の場
住んでいる人口の数によって大都市
、中都市、小都市、郊外などに分け
たりします。日本で質問する際には
、○○万人住んでいるかということ
が調査対象者に質問してもわからな
いことが多いので居住している都道
府県を聞いておいて後で○○万人規
模に修正します。
評価項目
日本では、評価項目は、5段階で行
うことが多いですが海外では10段
階の評価を使うことが日本の調査よ
り多く感じます。質問の際は、階段
や梯子に例えて回答をもらうこともあ
ります。
基本的にYESかNO
海外調査では、基本的にYESかNOで
回答をもらうことが多いため日本の
ように「不明・わからない」という
項目は一応設けてはありますが、日
本人ほど 「不明・わからない」 と
答えることが少ないです。自分の意
見はアンケートでもはっきりと言う
のが海外の特徴です。
自由回答
日本では自由回答を回答してもらう
場合は、調査員が一旦書き取り、後
でまとめることが多いですが海外の
場合は、聞きながらタイピングして
しまいます。英語圏ではアルファベ
ットのみの入力になり日本語のよう
にひらがな、カタカナ、漢字を選ん
で変換するという作業が無いからで
す。
インフラについての質問
日本では、水道、電気、ガスなどの
生活に関するインフラについては、
全国的に整備されているので質問し
ませんが、海外調査では、様々な国
を調査する必要があるためインフラ
を聞く質問項目があります。
謝礼に寄付の項目がある
日本でも、最近は増えてきています
が、謝礼の項目に寄付があります。
調査協力した人が、寄付して下さい
というと寄付先をいくつか提示して
寄付してもらうことになります。
まとめ
全世界で行われる調査では、国の広
さなどからWEB調査や電話調査で行
われますが、識字率があまり高くな
い国では、調査員が出向き訪問調査
をするところもあります。世界調査
の結果はインターネットなどで公表
されていることが多いのも特徴です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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