アンケート調査を行う際に調査対象
者と親和性(ラポール)を深めて行
うと忌憚のない意見を伺うことが出
来ます。ベテランになるほど親和性
を取ることが上手になります。
ラポールの取り方について説明しま
す。
【アンケート調査】調査対象者との親和性
ラポールは調査が始まる前の段階で
築くことが重要です。どのような話
題で築くのかを具体的にあげます。
季節の話題
どの調査手法でも1年を通して行う
ので季節に関することは調査の対象
者も話題としては聞きやすくなりま
す。
例)
春になって暖かくなってきましたね。
だんだん寒くなって外に出づらくな
りましたね。
天候の話題
季節に続き天候についても話題にし
やすいです。調査当日の天候など、
調査対象者との話題としてアンケー
トを行う前に話題とします。
例)
CLT調査やGI調査などで
本日は、雨の中、調査にお越しいた
だきありがとうございます。
寒い中(暑いところ)お越しいただ
きありがとうございます。
時事の話題
大きな事故やスキャンダル、良い話
題などがあった時に話題として話し
ますが、調査対象者が興味のない話
題かどうかの見極めが難しいです。
話題はネガティブなものより明るい
ものが望ましいです。調査テーマに
近いものであればなおさら良いです。
例)
今日、歴史的な大記録が出ましたね。
コロナもだいぶ落ち着きましたね。
年齢に関する事
年齢はアンケートでは必ず聞く質問
であるので聞いた後に話題にするの
も良いです。
例)
お声が若々しいですね。
お若いのに落ち着いた感じですね。
過去の経験トピックなど
調査員の過去の経験やトピックなど
をアンケート調査に差し支えない範
囲で話題にするのも良いです。
例)
私も調査員になる前にはアンケート
に回答するのが好きでした。アンケ
ートをするといろいろなこと知れま
すよね。
まとめ
アンケート調査を行う際の親和性に
ついて説明しました。アンケートを
スムーズにかつ忌憚のない意見を集
めるためには親和性(ラポール)は
重要ですが親しくなりすぎて調査と
関係のない話を長くしたり、または
調査の回答が変わるような話題など
に注意しなければなりません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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