アンケート調査で一番大切な調査票
。調査票の出来次第でその調査の出
来が決まってしまいます。しかしな
がら調査が複数ある場合には効率よ
く作成する必要があります。
調査票を効率良く作成する方法につ
いて説明します。
【アンケート調査】調査票を効率よく作成する方法
調査票の構成
調査票の構成は、あいさつ文(依頼
文)、フェイスシート、本調査内容
、(プリコード、自由回答)などか
らなります。
この構成は調査手法がちがっていて
も、ほぼ一緒なので、構成それぞれ
のひな型を作成しておくと便利です。
①あいさつ文のひな型(企業用、消費者用、調査手法別)
②フェイスシート(地域、性別、年代、職業、家族構成、世帯年収)
③調査内容(単数回答選択肢、複数回答選択肢などの尺度)
また枝分かれ質問がわかるようにす
るために、質問を区切る線を実線に
したり破線や二重線など罫線を工夫
することで調査対象者や調査員が間
違いなく記入できるようにします。
辞書登録
調査票を作成する際にはWindows
であれば良く使う言葉を辞書登録し
ておきます。例えば、あいさつ文を
作成する際は、「あいさつ」と入力
し変換するだけで出来るようにして
おきます。このように定型化してい
るものはあらかじめすべて辞書に登
録しておけば作成する時間は短縮し
ます。
辞書登録例)
つぎ1 →変換→ 次の中からお知らせください。(SA)
つぎ2 →変換→ 次の中からお知らせください。(回答はひとつ)
つぎ3 →変換→ 次の中からいくつでもお知らせください。(MA)
つぎ4 →変換→ 次の中からいくつでもお知らせください。(回答はいくつでも)
尺度カード
5段階や、10段階で聞くような尺度
については、調査対象者に尺度カー
ドを作成して見せますが、これもあ
らかじめ作成したものを使いまわす
ことが出来るのでいくつかのパター
ンを作っておくと便利です。
例)
非常に
やや
どちらも
あまり
全く
作成時はテキストで
作成時はテキストでとにかく文字を
先行して入力します。その際に行を
わけるのは、質問文と選択肢だけで
す。入力できたものをワードやエク
セルに貼りつけて成形することで効
率よく作成できます。
大幅な修正が入る場合、テキストに
戻って直します。また、作成したテ
キストは、調査票だけでなく、調査
票をプログラミングする際や集計の
際にも利用できるのでミスも少なく
効率が良いのです。
過去の調査の調査票
アンケート調査は終了しても調査票
は残るので、まとめて保存し再度、
同じようなプロジェクトが発生した
際に使いまわして利用することがで
きます。出来るだけ多くのプロジェ
クトの調査票をまとめておくことが
重要です。
まとめ
アンケート調査を行う際に必要な調
査票を効率よく作成する方法につい
て説明しました。基本的な職業やあ
いさつ文などは過去の記事を参考に
して下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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