アンケート調査手法のひとつに対面
調査があります。対面調査は訪問で
行う場合や、特定の場所を決めて行
う場合があります。
今回は、対面調査(DI・デプスイン
タビュー)の特徴についてご説明し
ます。
【アンケート調査】対面調査(DI・デプスインタビュー)調査の特徴
対面調査(DI・デプスインタビュー)調査のメリット
対面調査(DI・デプスインタビュー
)調査のメリットを上げます。
調査対象者の表情や感情の変化を見ることが出来る
調査対象者の細かい表情や感情の変
化を観察しながら質問することが出
来る。質問にない意見などが問題解
決の参考になる場合がある。
専門性の高いキーマンの意思決定の過程など把握できる
調査対象者が専門性の高いキーマン
である場合、意思決定の過程などを
細かく聞き取ることが出来る。また
オピニオンリーダーに意見を聞くこ
とで世論の問題を大枠で把握するこ
とが出来る。
提示物を示しながら調査内容について掘り下げて質問出来る
提示物などある場合、提示しながら
内容について掘り下げて聴取するこ
とが出来る。また質問以外の新たな
発見が出来る場合がある。
長く専門的な質問が可能
専門的な質問が長時間出来る。テー
プレコーダーで録音しておくことで
結果をまとめる際に確認しながら出
来る。
対面調査(DI・デプスインタビュー)調査のデメリット
デメリットについてもあげておきます。
一度に広範囲の対象者に調査が出来ない
地域が広範囲に及ぶと、移動に時間
がかかり1日に出来る調査人数が限
られる。まとまった人数を行う場合
は期間や時間、コストがかかる。
調査対象者が専門性が高い場合設定が困難
調査対象者の専門性が高くなると、
多忙で調査の時間が取れなかったり
、調査対象者の承諾が得られず調査
自体の設定をすることが難しい。
調査結果のまとめに時間がかかる
定性的な専門性の高い回答結果は、
録音して調査結果をまとめるため、
結果を出力するまでに時間がかか
る。
対面調査(DI・デプスインタビュー)調査の成否ポイント
①調査対象者に事前に承諾を得やすくするための場所の設定や謝礼
専門性の高い調査対象者の生活に合
わせ承諾が得やすい条件で設定し、
謝礼も高めに設定しておくことで協
力率をあげます。
②ノートパソコンやタブレット、ZOOMなど使用し調査対象者に負担を減らす
ノートパソコンやタブレットを使用
してZOOM機能で録画しておくこと
で対象者の負担を減らします。結果
をまとめる際もスムーズに進めるこ
とが出来ます。
まとめ
今回は、対面調査(DI・デプスイン
タビュー)調査について説明しまし
た。調査のやり方も、ノートパソコ
ンやタブレットZoomなどを使用す
ることで効率が飛躍的にあがりまし
た。今後はコンピューターの発達で
さらに高度な対面調査が出来ること
と思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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