アンケート調査を行う場合には、調
査に協力してもらう人がいなければ
なりません。協力してもらう人は、
どのような人かについて説明します。
なお、調査手法については問わない
ものとします。
【アンケート調査】 アンケートに答えてくれる人
善意の協力者
昭和時代には、今のように個人情報
を利用して悪事を働くものも少なく
アンケート調査を行うにも割と善意
で協力してくれる人が多くいました
。今も善意で答えてくれる人もいま
すが、個人情報を利用した犯罪も増
えているので年々、善意で答えてく
れる人も減ってきているように思い
ます。アンケート調査は調査対象と
なる人の善意がなければ今も成り立
ちません。
悪意のある協力者
悪意のある協力者なんているの?と
思われるかもしれませんが悪意をも
ってアンケートに組織的に答えれば
回答のデータを任意に変えることも
可能になります。例えば競合他社が
行っている調査に組織的に参加し、
回答データを変えることも可能です
。
謝礼目当ての協力者
最近では、WEBアンケートが盛ん
に行われていますが、モニターにな
り謝礼目的で回答する人も多くいま
す。回答をしてくれるのは良いので
すが、少し面倒な質問が多くなる場
合、回答する対象者も不明やわから
ないなどの回答が増えて決して良い
アンケートにならない場合もありま
す。調査を行う場合は、やはり専門
の調査員が行うことで利用価値のあ
るデータを取ることが出来るでしょ
う。
イヤイヤに協力してくれる人
調査員に説得されてイヤイヤ回答を
してくれる人も多くいます。モニタ
ー調査などでは、参加したい人ばか
りになりますが、専門の調査員が調
査を行うことで、調査対象者が偏る
ことなく調査をすすめることが出来
ます。またこのようにイヤイヤ回答
してくれる方が入ることでデータも
実態により近い形になります。
強制的に協力してくれる人
学校や会社などで、生徒や社員に行
われるアンケートなどは強制的に協
力しなければならない時もあります
。このような場合も不明やわからな
いなどネガティブな回答が増えてし
まい、なかなか本音でのアンケート
が出来ないようなので第三者の調査
機関にお願いするのが良いでしょう。
知らないうちにデータを取られている
最近では、コンビニなどで買い物を
してレジをすると、店員がお客さん
の見た目で年代を判断して入力する
ことで、どのような年代の人がどの
ような商品をいつ必要かなどのデー
タがいつの間にか取られていること
もあります。また、電車などで自動
改札を通ることで、性別年代別の行
動データも取得できます。
スマホなどでも位置情報がわかるの
で性別年代別の行動がデータとして
取得することも可能です。こうして
実際にアンケートに答えている訳で
はありませんがデータをいつの間に
か取られていることもあります。
まとめ
今回は調査に協力してくれる人につ
いて説明しました。協力したことが
なくても知らない間にデータを提供
している場合もあることについても
説明しました。アンケートとは言え
ずとも毎日の行動などすべてがデー
タとなる時代になっています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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