アンケート調査を行っていると、途
中で拒否されたり中断されることが
あります。今回はこの中断される理
由について説明します。
アンケート調査は、最後まで協力を
得られないと集計に有効なものとし
てカウントされずに外さなければな
りません。(余票)
調査の中断や拒否が多くなると、コ
ストや期間もかかってきます。調査
担当者はなるべく中断や拒否のない
ように調査員に説明をして調査をす
すめなければなりません。
【アンケート調査】調査途中で中断する理由
調査対象者本人の気が変わる
アンケート調査に応諾したもの、調
査テーマが良くわからず飽きてしま
い途中で拒否されてしまいます。
このようなものを防ぐために、あい
さつ文の際に十分に内容について説
明をして拒否になりそうになった時
には、残りの時間や質問数を示し「
あと少しお願いします。」など調査
対象者にお願いして最後まで協力を
してもらいます。
調査途中で対象者に用事が入る
食事の用意をして鍋をかけていたり
、友達からの誘いなど急な用事が入
ると途中で拒否されることがありま
す。この際は、用事が終わる時間を
聞いて再度アプローチして続きを行
うと良いでしょう。
家族が割って入り拒否
良くあるケースとして学生や高齢者
を調査対象として調査を行っている
場合、本人が快く応諾して調査を進
めていたとしても、周りの家族が怪
しんで途中で割って入り拒否される
ことがあります。
家族に調査の趣旨などの話をしても
、はじめから怪しんでいるのでなか
なか続きを行うことが出来ません。
このケースでもあいさつ文のところ
で家族の協力を得られるようにして
おくと良いでしょう。
会社の場合、受付拒否や上司部下などに拒否
BtoBのアンケート調査を行う際に
多いのが「受付拒否」です。特に大
手の会社に多い傾向にあります。大
きな会社であればアンケート調査を
行っているはずなのですが、なぜか
自社については拒否するという矛盾
があるようです。
BtoBのアンケート調査は、調査時
間が長くなりがちであり、忙しいビ
ジネスパーソンにとってはあらかじ
めしっかりとしたアポイントメント
を取っていないと上司や部下に中断
させられることも多々あります。
誰でも知っているような有名な会社
でも、アンケート調査を始めたばか
りのころは、全く認知されてない事
が多いのですがアンケート調査を繰
り返し行い自社の強みや弱みなどを
把握して調査結果を意思決定のツー
ルとすることで大きくなった会社を
いくつも見てきました。それほど「
アンケート調査」と言うものは重要
なのです。
まとめ
アンケート調査中断される理由につ
いてBtoB、BtoCの両方について説
明しました。中断理由は様々ですが
、調査担当者はこの中断をなるべく
なくすようにすることで調査の精度
も高くなっていくでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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