アンケート調査をスムーズに進める
ためモニターを構築して行う調査会
社も増えました。
調査モニターは性別×年代や条件が
難しい調査対象者を行うにはとても
有効ですが、調査モニターも長年モ
ニターをしていると調査慣れの問題
が出てきます。
調査慣れについて説明します。
【アンケート調査】アンケートモニター調査慣れ
モニター歴が長くなると調査慣れを
してきて様々な問題が出てきます。
やりたいアンケート調査だけ
調査慣れをしてくると、自分の興味
のあるテーマだけを行うようになる
ので結果に影響を及ぼす可能性が出
てきます。本来アンケート調査は、
性別年代、あまり協力したくない人
など、様々な人に満遍なく聞くこと
が大切です。やりたいアンケートだ
けに回答をしてしますことでイメー
ジや認知が上がったりして結果に影
響が出てきます。
面倒で長いものの途中拒否が増える
調査慣れをしてくると長い調査など
は面倒になり途中で拒否することも
増えてきます。長いアンケートの場
合は、何回かに分けて聞く方がきち
んとした回答が得やすくなります。
WEB調査の場合はおおよその調査
時間が表示されるので長いアンケー
トということがすぐにわかります。
謝礼の金額が良い調査のみ
はじめはアンケート調査を楽しんで
回答していても謝礼が良くて短いも
のを好んで回答するようになります。
WEBアンケートは謝礼はポイントで
低いレートなので高額なグループイ
ンタビューや対面調査を好んで協力
をするようになります。
謝礼につられてしまうため調査対象
条件が多少合わなくても強引に合わ
せてしまい結果に影響が出ることも
あります。
質問を良く見ないで回答してしまう。
慣れが生じてしまうと質問を良く見
ないで回答してしまうことが多くな
ります。論理的な回答などでも適当
に回答してしまうのでデータの整合
性も取れないものばかりになってし
まいます。ただし最近では、回答の
精度を確認するための質問を入れて
います。
例)次の選択肢から1番と3番を入
れて下さい。
わからないや不明、特になしが多くなる
回答を適当にするのと同様、選択肢
にあるわからないや不明、特になし
などの項目が多くなります。質問全
般にわたってこのような傾向の票は
外して集計しなければなりません。
あえて不明やわからないの項目を入
れずに調査を行う場合もあります。
視聴率調査モニター
モニターにも視聴率モニターのよう
に定期的に変えて行うものもありま
す。一度協力したモニターには2度
同じ調査で協力をしてもらうことは
ありません。調査モニターも定期的
に変えるのが望ましいと思います。
まとめ
難しい調査対象者に意見を聞くため
調査モニターは役に立ちますが、調
査になれてしまうと早く終了させる
ため、回答がいい加減になってしま
ったり。わからない、不明、拒否、
特になしなどの選択肢を選ぶことが
多くなってしまいます。
慣れを防ぐためには、頻繁に調査を
行わないことや定期的にモニターを
変えることが必要になってきます。
慣れてしまった調査対象者の意見は
あまり信用できるものでない可能性
も出てきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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