アンケート調査を行う時に決める調
査対象者の地域や属性、条件で協力
してもらうのが難しい属性や職業な
どについて説明します。
難しい属性や職業などについては、
調査モニターを構築して行うことで
費用や期間を押さえる事が出来ます
。今回はランダムでの協力について
あげていきます。
【アンケート調査】ランダム調査が難しい属性や職業
属性
一般的に属性では、若年層（１８～
３９歳）がアンケート調査について
それほど慣れていないため協力が低
い傾向にあります。特に女性の若年
層がアンケート調査に抵抗があるよ
うです。
職業
職業では、会社員の場合、部長以上
の役職者、医療従事者（勤務医、開
業医、看護師、介護士）、政治家、
弁護士、検事、パイロット、警察官
、消防士、学校の先生、公共機関や
特殊車両の運転士、などランダムで
の定量調査をおこなうのは難しいこ
とが多いです。
基本的な職業は下記表を参考にして下さい。
地域
全国の都道府県や地域によっても協
力率の差があります。具体的な県や
地域をあげるのは居住している皆様
に失礼なので伏せますが、（アンケ
ート調査はあくまでも善意のよるも
ので強制ではないので）繰り返しア
ンケート調査を行っていると地域に
より協力の差がはっきりします。
長年、アンケート調査を行っている
「調査員」はこのような事情を良く
知っていますが、逆に管理者が疎い
場合もあるので、「調査員」に耳を
傾けると調査が上手く進むこともあ
ります。
調査対象者の条件
条件は、特定の属性ではなく、例え
ば「運転免許保有者」や「週に３日
運動をしている人」などのように条
件がつく場合です。
ランダムで協力してもらうには、調
査対象者に一度アプローチして条件
を確認する（スクリーニング）を行
い、条件に合致した場合に協力をし
てもらいます。
調査対象者の条件は様々ですが、時
代により協力を得やすくなったり逆
に難しくなったりする場合がありま
す。
例えば、「パソコン保有者」、「ス
マートフォン保有者」、「インター
ネット利用者」など、今では、普及
率があがり条件としても20年くらい
前よりは協力を得られやすくなりま
した。
それとは逆に、「喫煙者」、「新聞
購読者」、「自動車保有者」などは
、20年くらい前は、協力を得られや
すかったものが今では難しくなった
りしています。
また上記の属性や特定の地域、調査
対象者の条件が重なるほどアンケー
ト調査の難易度もあがり調査期間や
コストがかかります。
まとめ
アンケート調査で、ランダム（無作
為）に調査対象者に聴取する時に難
しい属性や職業、地域、条件などに
ついて説明しました。
難しい条件の場合、費用や期間を十
分に確保して行えばアンケート調査
は不可能ではありません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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